食品や医薬品の多くはバイオテクノロジーを利用して作られています。私たちの研究室では、食品や遺伝子治療ベクター、バイオ医薬品を構成する蛋白質、核酸、多糖、などの生体「高分子」の溶液やゲルの物性、構造、機能を理解し、高品質で安全な食品や医薬品の創出に貢献することを目標に研究を行っています。
こうした研究のために、超遠心分析や粘弾性測定といった成熟した物理化学的手法と質量分析などの最先端の計測手法による総合的解析を行っています。
4つの研究分野
1.遺伝子治療ウイルスベクターの製造・分析
Manufacturing and characterization of virus vectors for Gene Therapy
2.高品質なバイオ医薬品のための物性研究
Biophysical chemistry based biotechnology for Biopharmaceuticals with high quality
3.食品・化粧品の物性と機能についての研究
Biophysical chemistry based biotechnology of macromolecules in food
4.方法論・測定法開発
Methods development
2と3に関連した研究室の研究内容を知りたい方は、
「高品質で安全な抗体医薬のための高度分析」
をご覧下さい。